「スマイルフォー東北‐フロム芦屋」東北復興支援商品がソーシャルプロダクツ・アワード賞を受賞
■「スマイルフォー東北-フロム芦屋」とは
阪神・淡路大震災を経験したアンリ・シャルパンティエは当時、工場・店舗の再開に協力してくださった多くの方々に「いつか恩返しがしたい」という感謝の気持ちを胸に事業活動を行うこととなりましました。2011年、東日本大震災が発生し、私達の思いを実行に移す時がきました。最初は物資の支援から始まりましたが、次第に復興を促す地域の再生、人創りへと活動の輪は拡大していきました。その中心になったのが、「スマイルフォー東北–フロム芦屋」プロジェクトです。
お菓子の数をあえて1個減らした品をお客さまにご理解いただいたうえで正価でご購入いただき浮いた1個分の材料や、資材などの費用を募金金額としてお客さまからお預かりします。そして募金総額と同額を私たちからお出しして、復興支援団体の活動資金や、被災された学生の夢を応援する奨学金としてご活用いただける仕組みを考えました。
▼スマイルフォー東北‐フロム芦屋プロジェクト詳細▼
■ソーシャルプロダクツ・アワードとは
持続可能な社会の実現につながる優れた「ソーシャルプロダクツ」に光をあて、社会性と商品性の両面を評価する日本ではじめての表彰制度です。
■ソーシャルプロダクツとは
企業および他の全ての組織が、生活者のみならず社会のことを考えて作りだす有形・無形の対象物(商品・サービス)のことで、持続可能な社会の実現に貢献するものと定義されています。「復興支援」、「寄付(売上の一部を通じた寄付)」、「地域の活力向上」などの事項に関連する人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、生活者がよりよい社会づくりへの参加(社会貢献)が可能なものをさします。
「スマイルフォー東北‐フロム芦屋」プロジェクトの11 年目の支援として、2022年2月3日、気仙沼リアス調理専門学校と「アンリ・シャルパンティエ奨学金制度」を締結いたしました。この奨学金制度を通して、将来パティシエを夢見ながらも東日本大震災で被災し、就学が困難な状況が見込まれる学生たちを支援し続けて参ります。