世界最高峰の洋菓子大会 日本チーム悲願の世界第1位! 強豪フランスを破り、16年ぶりの頂点へ

1月21日にフランスリヨンで開催された「第18回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」において、当社の鈴鹿成年がリーダーを務める日本チームが見事、世界第1位に輝きました。

本大会は、世界各国にて行われる予選を勝ち抜いたパティシエたちが集い、各国の代表3名が協業し、10時間におよぶ競技時間で技量や知識を披露し競う、2年に一度フランスで開催される製菓の世界大会です。常に進化する競技規則には、時代の変化にともなって出現するトレンドや社会問題が組み込まれ、今年は17か国が「気候変動」をテーマに競いました。鈴鹿は飴細工とシェアデザートを担当。

大会総責任者ピエール・エルメ氏コメント
「風や軽やかさの表現に魅了されました。細部へのこだわりや粘り強さが他の国との違いを生んだ。」と、日本代表チームの作品を評価していただきました。

当社には「世界一」「日本一」の名を冠する菓子職人を社内に創出することを目的として設立されたクラブ活動があり、第15回、16回の同大会で世界第2位に輝く日本代表を輩出してきました。高い技術力、感性と思いを商品に詰め込み、お菓子を通じて、生活に豊かさと楽しさ、そして心ときめくシーンをひとつでも多く創造するために、今後も従業員一同邁進してまいります。どうぞご期待ください。

<鈴鹿成年プロフィール>
1990年生まれ 岡山県出身。
和菓子屋を営む父の背中に憧れ、高校卒業後2009年に株式会社シュゼット入社。
製造部にて7年間従事したのち、シンガポールのアンリ・シャルパンティエ オーチャード・セントラル店の店長に就任。2017年にはヨーロッパ技術研修の社内公募で選出され、約10か月間渡仏。現在はマーケティング部に所属し、日々の業務と二足の草鞋を履きながら、世界大会に挑んだ。

<主な受賞歴>
・第17回内海会ジュニア技術コンクール優勝(最優秀賞受賞)
・第54回西日本洋菓子コンテスト 第1部 Bクラス 優秀賞
その他の受賞歴はこちら https://www.suzette.co.jp/customer/



優勝作品 日本のテーマ:「Renewable Energy(再生エネルギー)」

日本代表チーム
<左から3番目:鈴鹿成年/右:日本チーム団長 駒居崇宏>