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「ストーリー」では、アンリ・シャルパンティエのこだわり、開発秘話、商品にかける熱い想いや、おいしさの秘密などをお届けします。

フィナンシェ

進化するフィナンシェのおいしいこだわり

本場フランスで約120年の歴史を持つといわれる「フィナンシェ」は、アンリ・シャルパンティエでも35年前から作り続けているロングセラーの焼き菓子です。黄金色にふっくらと焼き上がった姿こそ今も当時も変わりませんが、素材にこだわって、中身の味の方は着実に進化しているのです。それは、ずっとご愛顧いただいているお客さまはもちろん、はじめて口にされる方にも、常においしい感動をお届けしたいという想いがあるから。

例えば材料となるアーモンド。最もおいしい産地としてカリフォルニアが有名ですが、通常の仕入れではたくさんの農家から収穫されたものをまとめて出荷するケースがほとんどで、安定した品質が望めませんでした。そこでアンリ・シャルパンティエでは、カリフォルニアまで担当者が直に足を運び、農家を指定した上で直輸入しています。本当においしいフィナンシェを作るため、アーモンド一粒一粒のクオリティにまでこだわっているのです。
さらに、味へのこだわりは、これだけではありません。普通、アーモンドは収穫直後に現地で皮をむかれ、パウダーに加工して出荷されますが、酸化が早いため、皮が失われた瞬間から一気に劣化が始まります。そこで、アンリ・シャルパンティエでは20年前から皮付きのままアーモンドを輸入することで、パウダーになるその瞬間まで最高の風味を保っているのです。おいしさのためなら、アーモンドの調達・製粉という細部にまで、こんなにもこだわっているのです。

その後も、創業者の蟻田は満足することなく「フィナンシェをもっと美味しくする方法はないだろうか?」と、考え続けていました。焼き菓子が美味しいフランス・パリへ何度も何度も足を運び、さまざまなフランスの焼き菓子を食べて、味の違いを探っていたのです。そこで導きだしたのが「日本とフランスの焼き菓子は、使っているバターが違うのでは?」という結論。それからバターの原料となる良質の生乳を求めて、担当者が日本中を探しまわりました。
たどり着いたのは、北海道根釧地区浜中町。そこでアンリ・シャルパンティエの発酵バターを作るためだけの乳牛を育ててもらい、製法も本場フランスにならって、前発酵方式を採用しました。一頭ごとの出生はもちろん、食べた草一本までわかるようになっており、安全のための品質管理も徹底しています。こうして本場のバターにひけをとらない、芳醇な風味の発酵バターが完成したのです。

2005年9月、この発酵バターを使ったフィナンシェが登場。よりおいしい味わいとともに、現在ではバリエーションも増え、ミニサイズはキャラメル・いちご・抹茶など、季節ごとのお楽しみもお届けできるようになりました。昨日より今日、今日より明日……さらなるおいしさを求めて、フィナンシェはこれからも進化し続けます。

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