Go to 2020 Xmas

STORY 04

妥協なきシェフのこだわり
―唯一無二のオリジナルクリームを求めて—

アンリ・シャルパンティエのシェフ、駒居崇宏。
商品開発に携わる傍ら、菓子コンクールにも積極的に参加し、「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2017」世界第2位、その他多数の受賞歴を持つ、アンリ・シャルパンティエになくてはならないキーマンです。

遡ること数年。駒居はザ・ショートケーキのクリームを改良しようと考えていました。メーカーに試作品を作ってもらい、一度はOKを出したものの、どうにも細部に納得がいきません。

「ザ・ショートケーキにマッチする、理想の口あたりをもっと追求したい」

そう考えた駒居はアンリ・シャルパンティエのオリジナルクリームの製造に協力してくれている乳業メーカーの研究所を訪ねるため、新幹線に飛び乗りました。それはクリスマス直前の12月下旬、非常に多忙な中のことでした。

最終検討会は2日間に渡って行われました。研究所に用意してもらった複数のクリームを、1種類ずつ味わいます。初日に作ったケーキと翌日作ったケーキを食べ比べるなど、余念がありません。
結果、シェフを含めたスタッフ全員が、満場一致で同じクリームを評価しました。自分の舌を信じていたシェフですが、会社に戻ってからも開発チーム全員で再度、複数のケーキを食べ比べます。やはり、開発担当者全員が同じクリームを選択。間違いなく、皆が「これだ」と確信を持てるクリームでした。

その後も何度も試作を重ね、社内でプレゼンを経て無事商品化。「これ以外に考えられない、唯一無二のオリジナルクリーム」の完成です。

協力してくれた乳業メーカーはこう振り返ります。

「駒居シェフのイメージするクリームを具現化することは非常に難しかったです。特に『くちどけがいいのにミルク感を感じる』という部分は大変な課題でしたが、試行錯誤の末、なんとか表現することができました。
その他にもたくさん苦労はありましたが、駒居シェフの妥協しない姿勢や、お客様に喜んでもらいたいという思いに共感して、心を込めて作りました。」

その味わいが評価され、ザ・ショートケーキはさまざまなランキングの上位※に躍り出ます。確固たる地位を築いても、駒居は次のように語ります。
「あくまでも今の時代のニーズで評価されただけです。オリジナルクリーム開発は終わっていません。人々の味覚の変化に合わせて、もう次を見据えています」

※2019年11月30日「NIIKKEIプラス1何でもランキング聖なるイチゴのケーキ」1位 他

アンリ・シャルパンティエのクリームは、時代とともに変化してきた歴史があります。かつては濃厚でどっしりとした口あたりのクリームを使用していましたが、2016年にさっぱりと爽やかな味わいのものに改良しました。
月日が経つとともに変わりゆくお客様の好みや嗜好に合わせて、時代感覚に合ったおいしさを表現するために、常にアンテナを張り巡らせ、改良を続けていく駒居。そんなストイックな姿は、まるで作品作りに没頭するアーティストさながら。

想いは一つ。「おいしいものを作りたい」。
ザ・ショートケーキの魅惑の味わいの裏には、唯一無二のクリーム作りに心血を注いだスタッフたちの情熱と試行錯誤の日々があったのでした。ぜひ、このこだわりの傑作をご賞味ください。

最高のクリスマスに向けて、ドラマはもう始まっています。
アンリ・シャルパンティエの「ザ・ショートケーキ」にどうぞご期待ください。